「おむすび」風見先輩を演じる松本怜生の魅力と物語の今後の展開

2024年(令和6年)9月30日から放送スタートしたNHK連続テレビ小説「おむすび」は平成から令和にかけての時代を描いた作品で、平成元年生まれの主人公・米田結(橋本環奈)がギャル魂を胸に「栄養士」として人の心と未来を結んでいく物語です。

今回は第一週目から気になる存在「風見先輩」について調べてみました。

風見先輩は主人公「結」が一目惚れした糸島東高校書道部の先輩です。

風見先輩を演じる松本怜生さんがどんな役者さんなのか、過去どんな作品に出演されているのか、風見先輩のキャラクターや結との今後の展開についてまとめました。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「風見先輩」を演じる松本怜生(まつもと れお)ってどんな人?

風見先輩を演じるのは松本怜生(まつもと れお)さんという若手俳優です。

私自身、「おむすび」が初見でして、この子誰だろう?という様子で見てました。

「れお」という名前がかっこいいので芸名かと思いましたが、どうやら本名のようです。

名前 松本玲生(まつもと れお)*本名
生年月日 2000年4月27日
出身地 愛媛県西条市
身長 174cm
血液型 B型
趣味 カラオケ
職業 俳優・モデル
活動期間 2021年
主な作品 「パパとムスメの7日間」「君には届かない」「彼とオオカミちゃんには騙されない」

「おむすび」では松本怜生さん演じる風見亮介は橋本環奈演じる米田結の1年先輩という設定ですが、松本怜生さんは2000年4月27日生まれ、橋本環奈さんは1999年2月3日生まれなので、実際は橋本環奈さんの方が1年先輩なんですね(笑)。

松本怜生さんは愛媛県の高校を卒業後、大学進学のため大阪府へ移住し、大学1年の時に開設したTikTokがきっかけで芸能界入りしたようです。

少し話はそれますが、近年、TikTokがきっかけで芸能界デビューする俳優は、増加傾向にあるようです。

TikTokは、若者を中心に絶大な人気を誇るSNSで、才能ある多くの人たちがそのプラットフォームで活躍しています。

「虎に翼」でも注目を浴びた森口美佐江役を演じた片岡凛さんもTikTokがきっかけで芸能界にデビューしています。

また、松本怜生さんについて調べていて驚いたのは、今回の朝ドラ「おむすび」のレギュラーキャストへの起用は、オーディションではなくオファーによる出演だったようです!

制作統括の宇佐川氏は松本怜生さんの起用理由について「風見は”ザ・王子様”という存在。私たちの中では、スタジオジブリ作品に出てくる先輩のようなイメージでした。

NHK時代劇『あきない世傅 金と銀』を見た時、そこにイメージ通りの人物がいたんですよ。「あ、先輩がいる!」と思って。それが松本さんでした。」と明かしています。

また、よくよく調べるとTBS日曜劇場『下剋上球児』にも出演していたようで、松本怜生さんは「おむすび」が初見とお伝えしましたが、「下剋上球児」で見たことありましたw!!

松本怜生さんはさわやかで優しい雰囲気を持ちながらも、私のように他の作品に出ていたことに気付かないくらい演技力も抜群の若手俳優さんです。

ドラマ「彼とオオカミちゃんには騙されない」への出演で注目を集め、今回の朝ドラ出演でさらに人気に火がついたと言えるでしょう。

「風見先輩」(風見亮介)というキャラクターの魅力

「おむすび」で結が一目惚れするほど、風見先輩の魅力は全身から溢れ出ています。

爽やかイケメンで、結だけでなく部員たちに平等に優しく、書道のレベルは全国トップレベルという腕前。

よくあるドラマの爽やかクールイケメンの才色兼備キャラかと思いきや、実は野球や野菜染めに興味があり、大興奮しキャラ変するシーンが話題となっています。

第9回の放送では風見先輩がしたためた「一致団結」の巨大横断幕が飾られた野球場にて、同じ糸島東高校で結の幼馴染の古賀陽太(菅生新樹)が出場する野球部の試合を書道部メンバーで応援しにいくというシーンが描かれました。

風見先輩は「9回裏、3対3の同点、しかもノーアウト満塁!一打出ればサヨナラの大チャンス!みんな!一致団結で頑張れ!糸島東ファイトー!」と大声でエールを送りました。

普段クールな風見先輩が野球観戦でキャラクター崩壊する様子は視聴者からはとても好評だったよう。

しかも野球オタクだけど、自分は運動神経が悪いという

更には、第13話で、結は風見先輩から話があると言われ、もしかして告白かも!?と淡い期待をしていたにも関わらず、その「話」というのは結が持っていた筆入れの”野菜染め”が気になっていたことを話したかったらしい。

何だよ!と見ているこっちはガッカリしましたがw

その週末、二人は結の家で祖母・佳代(宮崎美子)からタマネギの皮を使った野菜染めを教わることになります。

我を忘れて野菜染めに興奮する風見先輩の姿には驚きましたが、また新たな一面が見られた視聴者からは「今日の風見先輩可愛かった〜!クールな人がキャッキャする瞬間可愛い」「朝から癒された」などと好意的なコメントが寄せられていました。

風見先輩というキャラクターの魅力としては、野球も野菜染めも、キャラ変する姿が可愛い、面白い!

ただ、それだけではなく好きなことにはとことん興味を持って熱中する一面があり、それを素直に表現できたり、ダメな自分(野球やりたくても運動神経が悪い等)を認められることも魅力だと思います。

また、野菜染めの体験をしてただただ楽しんでいたわけではなく、そこに風見亮介が抱いていた夢が隠されていたことに、このドラマの深みを感じました。

日常の何気ないことに目を向けて深く追求することで、それが将来叶えたい夢にいつの間にかなったりするんだろうな、と、第2週目のタイトル「夢って何なん?」のテーマを自分なりに考えてみたりしていました。

風見先輩の夢はとても明確で、すでにその道に足を踏み入れている行動力のある人、という視点で見てみると、心底応援したくなるキャラクターだと思います。

結だけでなく風見先輩の夢も叶うのか今後楽しみですね。

「風見先輩」演じる松本怜生は「下剋上球児」にも出演していた!

なんと意外にも「おむすび」に野球ファンの熱視線が集まるという記事を見つけました。

「おむすび」はギャルが栄養士を目指す物語なのに、なぜか野球ファンの間で話題となっています。

その理由は、ホークスファンの結の祖父・永吉(松平健)がいる米田家のお茶の間では、常にプロ野球中継が流れており、実際の試合映像が使用されているから、だそう。

また、「下剋上球児」キャストたちが再集結しているということでも話題になっています。

TBS日曜劇場『下剋上球児』で松平健は三重県一の野球強豪校として知られる星葉高校の野球部監督・賀門英助を演じられました。

威厳と貫禄に満ちた監督像で視聴者を圧倒しました。

ほかにも同作からは、主人公・南雲脩司(鈴木亮平)が指導する越山高校野球部の3年主将・日沖誠を演じた菅生新樹と、夏の甲子園三重県予選の初戦相手である五十鈴高校の投手・椎野陽大を演じた松本怜生が『おむすび』に出演しています。

松本怜生が本作で演じるのは結が憧れている書道部の先輩・風見亮介ですが、菅生新樹は今回も高校球児役で、結の幼なじみ・古賀陽太を演じています。

陽太が所属する糸島東高校野球部と、第1話で結が出会った四ツ木翔也(佐野勇斗)が所属する福岡西高校野球部の試合が描かれました。

ちなみに本作で野球指導を務めるのは、ダイエーホークスにも1年在籍していたことがある元プロ野球選手の山崎慎太郎さんだそう。

実は2021年度後期の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でも山崎氏は野球指導に入っており、深津絵里、村上虹郎、青木柚らキャストの美しいフォームにも視線が集まっていました。

ギャル指導にも元『egg』のカリスマギャル・Rumi(ルミリンゴ)を起用するなど、細部にわたってリアリティにこだわっています。

野球の試合シーンにもよく目を凝らしてみると、さらに物語を楽しめそうですね。

「風見先輩」と結は今後どうなる?恋愛に発展しそうな3人の男性との関係性

「おむすび」は恋愛の要素が散りばめられています。

なぜなら、結を取り巻く環境に3人の男性が存在するからです。

結の幼馴染の菅生新樹演じる古賀陽太

同じクラスと分かった際、「またおむすびと一緒かよ〜」なんて言ってましたが、実は結に想いを寄せているようです。

結がハギャレンに絡まれているのを目撃してから結を心配して監視していましたが、結は親に心配かけたくないと2人だけの秘密にしてほしいとお願いすると、「2人だけの秘密」が出来たことに嬉しそうな顔で納得して帰っていきました。

第1話から登場した福岡西高校に野球留学中の1年生、佐野勇斗演じる四ツ木翔也

四ツ木という姓とメガネ姿から「福西のヨン様」と呼ばれています(ヨン様が人気を集めた韓国ドラマの『冬のソナタ』は2002年に放送されたので、「おむすび」の2004年の時代設定に一致しています。そういうところもリアルに忠実で、芸が細かいですよね)。

結との出会いは帽子を海に落として困っている兄弟を助けるために制服のまま海に飛び込んだ結を見て溺れていると勘違いした翔也が結を助けるために海に飛び込んだ場面です。

結が自分の家で育てたトマトをその兄弟に差し出し、「美味しい!」と喜ぶ兄弟を見て笑顔になった、そんな表情に見惚れていました。

その後も結に実家から届いた栃木産のいちごを待ち伏せして渡したり、身の上話を話したりする場面が描かれており、結に心を開いているようです。

結に好意を持っていることは確かですよね。

糸島東高校の書道部の先輩、松本怜生演じる風見亮介

ある日結は風見先輩から放課後に話したいことがあると言われ、更には書道部の恵美(中村守里)から、風見先輩が大竹部長と自分の好みの女性像について話していたと聞き、それがまるで結のことのように聞こえたと伝えます。

しかし、その話は告白ではなく、野菜染めの話でした。

結の家に野菜染め体験をしに来た帰り際、風見先輩は将来の夢を語ります。

それに対して結は「農家を継ぎ、毎日平穏無事な生活を送ること」が夢だと伝えると、微妙な表情を浮かべていたのが気になります。

もしかしたら一緒に夢に向かって頑張れるような女性が好みなのかもしれませんね。

以上のことから、風見先輩とは恋人同士という関係にはならない可能性が高いですが、「夢」に対して結にとっては影響を与えてくれるような存在として今後も親交は続いていくのかもしれませんね。

「風見先輩」が興味津々!〜おばあちゃんの野菜染め〜玉ねぎでこんな色に!?と話題

第13話では糸島東高校書道部の先輩、風見亮介(松本怜生)に佳代(宮崎美子)がタマネギの皮を使った野菜染めを教える様子が描かれました。

いつもクールな風見先輩が興奮気味に夢中で教えてもらっていた野菜染めは、先人たちの経験と知恵の結晶です。

結にとっては日常に普通にあるものだった野菜染めが、こんなに魅力的なものだったとは!と気付かされる視聴者にとっても楽しい回でしたね!

野菜染めの手順をご紹介しますので、気になる方はぜひ試してみてくださいね!

私もやってみたいと思います!!

野菜染め(黄色)の手順

① 染料を作る(玉ねぎの皮を40分煮る)

②白い布を水に浸す(Point!:これをしておくと色斑が少なくなる)

③煮汁をザルで濾す(この時、液体は茶褐色)

④ミョウバン大さじ2をお湯で溶かし媒染液を作る

⑤布を染料に浸し30分炊く

⑥布を軽く洗い(この時はまだ布は肌色のような色)、媒染液に30分つけると黄色く染まる

⑦水を張った容器で水に色が出なくなるまで洗う

⑧優しく絞り、折り曲げないようにして陰干しする

「風見先輩」と松本怜生という人物についてのまとめ

風見先輩を演じる松本怜生さんは、今をときめく若手俳優で、今後も期待される演技力の高い役者さんであることがわかりました。

また、すでに色んなドラマやバラエティ番組に出演されており、人気が高いことが伺えます。

風見先輩のキャラクターや結との今後の展開についてもまとめてみましたが、とても深みのあるキャラクターで結とは恋愛関係に発展しなくとも良き仲間として今後も関わっていってくれるといいなと思います。

おむすびはまだ始まったばかり!

皆さんでたくさん想像を膨らませながら楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました☆

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