「おむすび」の震災を描くシーンは実話?まきちゃんとその父役緒方直人の魅力とは!

この記事では、ドラマを通じて描かれる阪神淡路大震災や、魅力的な登場人物を演じる俳優さんにスポットを当ててみました。

最後まで読んでいただけると嬉しいです★

「おむすび」のあらすじ。ドラマで描かれる震災(阪神淡路大震災)とは?

このドラマでは、自分らしさを大切にする「ギャル魂」を胸に、平成から令和を突き進むヒロイン・米田結(橋本環奈)の成長物語とともに、1995年の阪神淡路大震災の壮絶な影響が描かれています。

結(橋本環奈)が幼い頃に経験した震災が、彼女の人生観や職業選択に大きな影響を与えることになります。

神戸市の描写は、実際の震災当時の映像や生存者の証言をもとにリアリティを持って再現され、その時の緊迫感と混乱が生々しく伝わってきました。

私も当時小学生で、同じく近畿地方に住んでいたので、朝方、家が大きく揺れたことを覚えています。

また、その日、テレビをつけたら神戸の街が炎と煙に包まれ、高速道路が横倒しになっている映像に衝撃を受け、子供ながらに「地震ってこんなことになるんだ・・・」と恐怖を感じました。

日本の歴史の中で重要な出来事をフィクションを通じて再認識させ、特に若い視聴者には新たな学びの機会となったのではないでしょうか。

このような出来事が、結(橋本環奈)の「人を助けたい」という情熱の根源となり、彼女のキャラクター形成に欠かせない要素となっていきます。

「おむすび」震災当時の神戸の様子は?実話とその時代背景

阪神淡路大震災のシーンは、先にも述べた通り当時の神戸の様子を非常にリアルに再現しています。

家屋の倒壊、道路の亀裂、そして味わった恐怖と混乱を細かに描写し、当時の緊急事態の深刻さを感じることができました。

1995年1月17日の朝、突如として襲い来る自然の脅威が、人々の日常をどのように変えたかが今となっても伝わってくるようです。

当時はスマホはなかったので、得られる情報としてテレビくらいしかツールがなく、震災を体験した人たちのリアルな声は届きませんでした。

そういう意味でもこのドラマではそれを知ることが出来て、とても学びになりますね。

この大災害が人々の生活や心理、そしてコミュニティに与えた影響を掘り下げ、特に結(橋本環奈)の家族がどのようにしてこの試練を乗り越え、再び立ち上がろうとしたかを中心に物語は進行していきます。

この時代背景を通じて、人の回復力と絆の強さが強調されています。

今では神戸の街はとても美しく活気のある街に生まれ変わり、こんな大きな震災があったことすら忘れてしまいそうなくらいです。

2025年1月17日でちょうど阪神淡路大震災から30年になります。

皆さんはご存知でしたでしょうか?

1月17日「おむすびの日」です。

ドラマでも描かれたように、震災時、ボランティアの炊き出しにより多くのおむすびが届けられたことから、人と人との心を結び「おむすび」の日として2000年に制定されたそうです。

この日のことを忘れないよう、この先にも語り継がれるよう、「おむすび」というドラマと共に教訓としたいですね。

「おむすび」震災で娘(まき)を亡くしたナベさん演じる緒方直人の演技力がすごい!

緒方直人さんが演じる渡辺孝雄は、阪神淡路大震災で娘・真紀を失った父親の役です。

彼の演技は、娘を失った悲しみとその後の生活での葛藤を深い感情表現で見せており、視聴者に強い印象を残しています。

特に、震災直後のシーンでは、表情や動作・声のトーンを通じてリアルに感じさせてくれます。

北村有起哉さんが演じる米田聖人や、仲里依紗さんが演じる米田歩、商店街の方たちに対してなかなか心を開かず、扉をピシャリと閉じてしまうシーンもありました。

なんだ、このおやじ!と少しイライラしてしまいましたが、米田歩(仲里依紗)を娘の真紀の幻想に重ねて手を握り締める場面で、ずっと娘の真紀を失ったことが受け入れられず苦しんできたんだな、と感じて同情してしまいました。

そういった一つ一つのその場の緊張感と悲しみを細かに表現し、視聴者がその痛みを共感しやすくするための演技はまさに一流ですよね。

ドラマが進むにつれて、孝雄(緒方直人)が娘を失った悲しみを乗り越え、生きる希望を見出す過程も印象的です。

米田歩(仲里依紗)に見せた笑顔にも少しほっとしましたよね。

この役を通じて、緒方直人さんの演技力の幅と深さが充分に理解できたのではないでしょうか。

「おむすび」震災で亡くなった真紀(まき)ちゃん役は誰?

阪神淡路大震災で亡くなる渡辺真紀役を演じたのは、若手女優として注目を集める大島美優さんです。

彼女は2009年11月19日生まれで埼玉県出身。アミューズに所属しており、若手ながら多くのテレビドラマや映画で活躍しています。

芸能界デビューは、「ちゃおガール2018☆オーディション」で準グランプリを受賞してから始まりました。

その後、アイドルグループCiào Smilesのメンバーとしても活動していましたが、現在は女優としてのキャリアに専念しています。

主なテレビ出演作には、「ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜」や「マイファミリー」などがあり、特に「マイファミリー」では、物語の重要なキャラクターを演じ、その演技力が高く評価されました。

また、映画「沈黙のパレード」への出演も彼女のキャリアのハイライトのひとつです。

大島美優さんは映画鑑賞と読書が趣味で、演技に対する情熱と才能で若い年齢から今後の更なる活躍が期待される若手女優です。

「おむすび」のあらすじと震災についてのまとめ

おむすびのあらすじは

平成から令和にかけての時代を描いた作品で、平成元年生まれの主人公・米田結(橋本環奈)がギャル魂を胸に「栄養士」として人の心と未来を結んでいく物語

ですが、彼女の人生を動かしていく背景には1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災での経験がありました。

傷を負った人々の心を動かすものは、仲間だったり、美味しいご飯だったりするのではないでしょうか。

そんなことを朝ドラ「おむすび」を見ながら感じたりするのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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