2024(令和16)年4月1日から放送スタートしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」は日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。
ヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じるのは、伊藤沙莉。東京編、新潟編と続々と新しい出演者が登場し、物語はいよいよ終盤を迎えています!
今回はいよいよ終わりが見えてきた「虎に翼」の最終回についてまとめました。
毎日欠かさず朝ドラを見ている我々朝ドラLoverたちは1年の半分を朝ドラと共に過ごしているので、毎回最終回が近づくと悲しい気持ちになりますよね・・・。
いつ最終回を迎えるのか、そしてその内容も気になりますね。
長い間撮影されてきた演者の皆さんのクランクアップの後、2024年下半期の朝ドラへのバトンタッチセレモニーも行われました。
しばらく「寅ちゃんロス」から抜け出せないと思いますが、次の朝ドラも気になりますよね。
是非最後まで読んで下さいね★
「虎に翼」最終回はいつ?放送は何話まで?
「虎に翼」は2024年4月1日〜放送がスタートし、半年が経ちましたが、最終回がいつなのか気になりますよね?
「虎に翼」の公式HPの情報によると放送予定は全26週(130話)となっていますので、9月27日でちょうど26週となります。
つまり9月27日(金)の130話が最終回となります。
2020年のコロナ禍で一時的に朝ドラの放送期間が変則的になりましたが、2022年前期「ちむどんどん」、2022年後期「舞いあがれ!」辺りから通常通り、上半期は4〜9月、下半期は10〜3月に戻ったようです。
「虎に翼」最終回はどうなるの?
寅子が弁護士、判事となってから色んな事件や問題と向き合って解決してきましたが、特に「原爆裁判」は私たち日本人にとって永久に忘れてはいけないことですし、作中の寅子をはじめとする轟やよね、雲野先生にとっても難しい課題でした。
長きにわたる「原爆裁判」では最終的に、損害を受けた個人には損害賠償請求権を有する根拠がないため、原告らの請求を棄却するという判決が下され、寅子やよねは無念な様子で涙をこぼしていたのが印象的でした。
その他にも夫婦別姓や事実婚、同性婚やセクシュアリティー、女性の社会進出などをテーマに描かれ、現代に通じる社会問題を盛り込んでストーリーが進んできました。
登場人物も皆、年老いて「死」とも向き合わないといけなくなる段階まできたな、というところでしょうか。
個人的には「美佐江(みさえ)」のその後が気になります。再登場してくれると良いですね。
「虎に翼」がクランクアップ
「虎に翼」はおよそ11ヶ月にわたる撮影が行われていたようで、2024年8月31日に撮影は終了しました。
【主演・伊藤沙莉さん(佐田寅子 役)コメント】
寅子として1年間生きられたことが、自分の人生においてとんでもない財産になりました。
明日から、寅子としていられないのが本当に想像つきません。
「朝ドラの主演は一番大変だよ」といろんな方に言っていただくけれど、現場でスタッフやキャストのみなさんと作品を作れると思うと、いつもそれだけで楽しい1日が始まるなと思えて、幸せで仕方がなかったです。
いろんなところで、「『虎に翼』を見てるよ、面白いね」と言っていただくたびに、視聴者のみなさん、スタッフ、出演者に支えられていることを実感していて、挙げ始めたらきりがないくらいお1人お1人に感謝しています。
本当に1年間ありがとうございました。
寅ちゃん(伊藤沙莉)のコメントを読んで、この作品の主演は伊藤沙莉でないと成り立たなかったんじゃないかと改めて思いました。
共演者の方々のコメントを見ても、「伊藤沙莉さんのお人柄に助けられた」「いつも気遣いをしてくれた」「現場をいい雰囲気に持っていくための環境作りを率先してされている印象」といったポジティブなものが多く、それが作品の面白さ、深みに繋がっているのだろうなと感じました。
法律を扱う「虎に翼」という作品は過去の朝ドラ作品と比較しても、かなり難しい内容だったと思いますが、ここまで視聴者を惹きつけ、共感と感動を巻き起こしたのは、脚本と役者さん、主演の伊藤沙莉さんの力だと思います。
再放送されることがあれば、もう一度見たいと思います。
「虎に翼」の次の朝ドラは橋本環奈主演の「おむすび」
2024年下半期、第111作目の朝ドラは橋本環奈がヒロインを演じる「おむすび」です。
2024年9月30日から放送がスタートします。
平成から令和にかけての時代を描いた作品で、「栄養士」となった主人公の物語です。
舞台は福岡・糸島。家族と平穏な日々を過ごしていた米田 結(よねだ ゆい)はギャル文化と出会い、自分らしくポジティブに生き、あることがきっかけで人のために役立つ喜びに目覚め、栄養士を目指します。
視聴率に関する情報によると、「低視聴率で終わる朝ドラ」には共通点があるようで、その一つに「時代設定が ”現代” の作品は当たらない!」と言われています。
その法則が正しいのであれば、平成から令和、つまり時代設定が “現代” の「おむすび」はヒットしないのでは?と少し心配ですね。
ただ、主演が橋本環奈ということで、ポジティブに夢や目標に向かって突き進んでいくそのイメージにはピッタリですよね。
朝から勇気や元気をもらえる作品になるのではないでしょうか。
「おむすび」も楽しみですね。
「虎に翼」最終回についてのまとめ
ここに最終回について記事を書いたことは、「虎に翼」を改めて振り返る良い機会となりました。
子供の頃、身の回りに起こるあらゆることに「なぜ?(はて?)」と疑問に思うことはよくありました。
ほとんどの人は周りの大人たちに「それはそういうルールだから」「それはそういうものなのだ」と結局のところよくわからないままに納得させられることが多かったのではないでしょうか。
「虎に翼」の寅子はそういった疑問をうやむやにせず、納得するまで突き詰めて自分の進む道を自ら突き進んでいき、更には周囲の人の不安や疑問にも寄り添い最善の道を切り開いていきました。
同じ女性として尊敬するのと同時に、見習うべきこと、考えるべきことも多くありました。
また、この時代の女性たちのおかげで今の働きやすい社会があるのだと実感します。
「虎に翼」は歴史上に起きた事件に沿って物語が進んでいることもあり、今を生きる我々にとって教訓とすべきことはたくさんあるのではないかと思います。
最終回まで後少しですが、まだまだ事件は起きるようです。最後まで楽しみたいですね。
コメント