松山ケンイチ演じる桂場等一郎のモデルとなった人物と結婚や寅子との関係「虎に翼」

2024(令和16)年4月1日から放送スタートしたNHK連続テレビ小説「虎に翼」は日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。

ヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じるのは、伊藤沙莉。

ついに最終回を迎え ”虎に翼ロス” がしばらく続きそうです。

「虎に翼」は脚本・演出はもちろんのこと、個性豊かなキャスト陣たちが作品をより良いものにしてくれたと感じています。

そんな出演者の方々の役柄やそのモデルとなった人物・出演者自身について深掘りします。

今回は松山ケンイチ演じる桂場等一郎のモデルとなった人物や、寅子との関係、話題となったシーンなどをまとめました。

是非最後まで読んで下さいね★

「虎に翼」松山ケンイチ演じる桂場等一郎のモデルとなった人物は?

NHK朝ドラ「虎に翼」に出演している松山ケンイチ演じる桂場等一郎のモデルとなった人物はいるのでしょうか?

第25話で伊藤沙莉演じる猪爪寅子の父(岡部たかし演じる猪爪直言)の共亜事件の裁判にて「水中に月影を掬するが如し」という判決を読み上げられたあのシーンがとても印象に残っています。

まさにその判決文を記したのが「石田和外さん」です。

石田和外(いしだ かずと)さんのプロフィール↓

石田 和外(いしだ かずと、1903年5月20日 – 1979年5月9日)は、日本の裁判官(第5代最高裁判所長官)[1]、剣道家(第2代全日本剣道連盟会長、一刀正伝無刀流第5代宗家)、政治活動家(「元号法制化実現国民会議」初代議長)。位階勲等は従二位勲一等旭日大綬章。

福井県福井市生まれ。父は福井県庁職員。祖父の石田磊は福井商工会議所初代会頭、第九十二国立銀行頭取、福井市議会議長であった。福井中学校在学中、父が46歳で他界し、一家で上京。錦城中学校旧制第一高等学校東京帝国大学法学部を卒業する。卒業後は司法省に入省。最高裁判所長官を務め、退官後の1978年、元号法制化実現国民会議(のちの日本を守る国民会議日本会議の前身の一つ)を結成、議長となる。1979年、死去。

1934年4月に帝人事件の第一審裁判を担当され、事件が事実無根であることを強調するため、「水中に月影を掬するが如し」という名文句を使い、全員を無罪にしたとして一躍注目されたそうです。

これはドラマの中でも描かれた内容と同じですね。

また、剣道家、政治活動家というのも、松山ケンイチが演じている桂場等一郎の堅物なキャラクターにも重なりますよね。

桂場等一郎のモデルとなった石田和外さんの生き様、キャラクターを想像しながら、松山ケンイチさんはよりリアルに再現しているのでは無いかと思われます。

「虎に翼」松山ケンイチ演じる桂場等一郎は結婚している?

松山ケンイチ演じる桂場等一郎は「虎に翼」の放送中何度も登場しますが、あまりプライベートなことは描かれていませんでしたよね?

彼の特徴を挙げるなら堅物で決して腹の中を見せず周囲の人々も彼を掴みきれないけれど、実は甘党なことでしょうか。

個人的にはそんな個性的な彼が結婚しているのか気になりますよね?

調べてみましたが、「虎に翼」のドラマの中では妻は登場しておらず話題にも挙がっていないようです。

モデルとなった石田和外さんは剣道の恩師である佐々木保蔵さんの娘さんを妻にされているので、ご結婚はされています。

ドラマでそこが描かれていないのは、人生のあらゆる場面で「はて?」と疑問を抱き奮闘する寅子と対照的な人物をそこに置くことで、より寅子のカラーを際立たせたいからでは無いでしょうか?

「虎に翼」松山ケンイチ演じる桂場等一郎と寅子の関係は?寅子の再婚相手なのか!?

桂場等一郎と寅子の出会いは寅子が女学生の頃、仲野大賀演じる佐田優三の通う明律大学へ優三さんさんのお弁当を届けに行った場面でした。

それから共和事件の際、竹もとや法曹会館などで何度も再会をしています。

ここまで運命的な再会を繰り返していたら、もしかして寅子とどうにかなるのかな?と期待してしまいましたよね!

桂場に妻子がいるのかドラマの中では不明だったので、仮に独身だとしたら優三さんを亡くした寅子の再婚相手になり得るのでは?と思いました。

ただ、ドラマの設定上、年齢差がかなりありそうなのと、岡田将生演じる星航一の登場によりその可能性は限りなく低くなりました。

また、モデルとなった石田和外さんの結婚相手も三淵嘉子さんでは無いので、確実に寅子の再婚相手では無いですね。

ただ、このドラマで松山ケンイチ演じる桂場は脇役とはいえ、寅子に影響を与える重要人物であることは間違いないですよね。

「虎に翼」松山ケンイチ演じる桂場等一郎の鼻についていたのはホクロではなく芋の皮だった!?

第10週(第46〜50話)「女の知恵は鼻の先?」では日本国憲法が改正され、寅子が裁判官として雇って欲しいと直談判すべく司法省の仮庁舎が置かれた法曹会館を訪ねた際、人事課長の席にいた桂場等一郎と寅子は偶然の再会を果たします。

ドラマの中で、桂場はいつも大好きなお菓子を口に入れようとした瞬間に邪魔が入るというシーンがお馴染みとなりましたが、この回でもちょうど竹もとのふかし芋を食べる途中でした。

なぜかその芋の皮が鼻に付いたままで寅子と会話をしていたのです。

松山ケンイチは元々鼻の横にほくろがついているので、一瞬ほくろかと思いましたが、あまりにそれが大きく違和感があったので、調べたところ芋の皮だったようです(笑)

そのシーンが視聴者の中で話題となり、「桂場さん、まさかのドジっ子」「桂場さんの鼻にお芋ずっと付いてたのが可愛かった」と多くの反響が集まりました。

しかもその週のタイトルが「女の知恵は鼻の先?」だったので、まさか!?それに掛けたのか?と細かい演出に感動してしまいました。

しかし堅物さんのドジっぷりはキュンとしちゃいますね(笑)

個人的には桂場等一郎の食べ損ねのシーンも好きですが、多種多様な顔芸も大好きです(笑)

「虎に翼」松山ケンイチと伊藤沙莉の共演作と対談インタビュー

松山ケンイチは本作品で朝ドラ初出演だそう。15年越しの夢が叶ったと語っています。

そんな松山ケンイチは以前伊藤沙莉とはドラマ「隣の家族は青く見える」で共演していたようです。

二人は過去共演作で意気投合していたようで、今回の虎に翼での再共演は非常に安心して撮影に臨めたようです。二人の対談インタビューを拝見しましたが、とてもいい雰囲気の中「虎に翼」のそれぞれ印象に残っているシーンについて語られていました。

対談の中で、伊藤沙莉は桂場等一郎について「寅子の可能性を誰よりもわかっているのが桂場さんで、導いてもらっている感覚があります。」と話しています。

私も桂場等一郎はいつも寅子に決して笑顔は見せず、厳しい表情と言葉で叱りますが、それに屈せず自分が正しいと思うことを意見し、行動に移していく寅子を影で応援している姿は子供の成長を喜ぶ父親を見ているような気持ちでほっこりしてしまいます。

そういう細かいところを上手に表現できる松山ケンイチと伊藤沙莉だからこそ、視聴者も安心して見ていられるのだと思います。

またどこかでお二人の共演を見れることを楽しみにしたいですね。

「虎に翼」松山ケンイチについてのまとめ

松山ケンイチ演じる桂場等一郎について注目していきましたが、役者「松山ケンイチ」も「桂場等一郎」も改めてチャーミングな人だな〜と感じました。

桂場は「虎に翼」では脇役であるものの、寅子との関係性も深いだけに、ただならぬ存在感を放っており、寅子の人生の節目で、きっかけを与えてくれるような場面が多く見られました。

逆に桂場が寅子から気付きをもらう場面もありましたが。

再婚相手ではなかったですが、最終回まで桂場と寅子の掛け合いを楽しませてもらえました。

最終回で久しぶりに桂場の笑顔が見れて嬉しかったですね★

さよなら、またいつか・・・

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