「おむすび」面白くない・つまらない・くだらない・ひどいと言われる理由とは?

橋本環奈さん主演のNHK連続テレビ小説「おむすび」。

福岡県が舞台のこの作品。

橋本環奈さん自身も住んだことのあるなじみの土地で挑んだ「おむすび」でしたが、放送第1週で失速しており、視聴者の1/4が脱落したと見られています。

朝ドラの時間を楽しみにしていたファンが、「おむすび」は面白くない・つまらない・くだらない・ひどいと感じる理由は何なのでしょうか。

この記事では「『おむすび』面白くない・つまらない・くだらない・ひどいと言われる理由とは?」と題してお届けします。

「おむすび」面白くない・つまらない・くだらない・ひどいと口コミは不評?

 「おむすび」の口コミでは以下のようなものが見つかりました。

(不評)

〇自分の意思を貫くために手段を選ばない、そんなギャルのやり方なら、視聴者の共感なんか得られるわけがない!アンチ増やしているだけ。

〇結と翔也は今までの放送期間の半分近く、努力らしい努力をしてる様子が何も描かれていない。同情もできないし、今後も全く期待できない。

〇星河電機の食堂は見た感じ、食券制でも現金払い制でも回数券制でもない。いろんな場面で設定がいい加減過ぎる。

(好評)

〇立川さん結構いい上司!世の中の社長や管理職に見習って欲しい。だから「おむすび」に酷評が多いのが意外。少なくとも「虎に翼」よりこっちの方が面白い!!

 引用:「連続テレビ小説「おむすび」」のクチコミ(口コミ) – Gガイド.テレビ王国

私自身は、そこまで悪い印象を持っていないので、皆さんの厳しい意見に驚いてしまいました。

おそらく、このドラマが1クールで終わる夜のドラマなら許せたのではないでしょうか?

やはり、朝ドラの視聴者は朝ドラに対する期待度が高いということもあり、期待を裏切られた時の怒りがここまで不評のコメントで埋め尽くされてしまうのでしょう。

「おむすび」みんなの感想まとめ

口コミのみんなの感想を見ると、不評が圧倒的でした。

不評の意見をまとめると、

①自己中心的なギャルに感情移入できない

②登場人物の魅力不足

③場面設定の甘さ

④ストーリー展開の不満

 主にこの4つに絞られます。

「自己中心的なギャルに感情移入できない」

序盤は真面目な女子高生だった米田結(橋本環奈)がギャルメイクで登校し、周囲の期待に反する自己中心的な発言…。

ギャルの心意気や生き方が全く描かれていないため、視聴者は感情移入できなくなってしまったようです。

確かに始めはギャルを否定していた米田結(橋本環奈)が、なぜギャルになろうと思ったのかが疑問ですね。

疑問を感じたままドラマに引き込まれることは難しいでしょう。

「登場人物の魅力不足」

米田結(橋本環奈)、四ツ木翔也(佐野勇斗)のキャラクターや家族との関わり方に魅力が感じられないようです。

特に米田結(橋本環奈)の母親(麻生久美子)に対しての見方は否定的です。

米田結の母親、愛子(麻生久美子)も「名古屋の元スケバン」ということで、肝が据わった感じがイマイチ受け入れられないのかもしれません。

「場面設定の甘さ」

社員食堂に券売機がないことや部外者の米田結(橋本環奈)を勝手に練習場に入れてキャッチボールをすることなど、場面設定に違和感を感じている人が少なくないようです。

この意見に対して、私は社員食堂にあるはずの券売機やキャッチボールをする場所などドラマの場面細部にわたって丁寧に観ていることに驚きました。

批判する反面、「朝ドラ愛」が強いんだなぁと感じさせられます。

「ストーリー展開の不満」

展開を問題視する中には、ストーリーの軸がはっきりしないとの不満の声も上がっています。

米田結(橋本環奈)の栄養士としての成長なのか、恋愛なのか、東日本大震災後の復興なのか、どれもストーリー的に浅く感じられてしまうため中心軸がみえてこないのでしょう。

ストーリーの軸によって、物語のメッセージ性もはっきりと伝わるものになるので、そこに物足りなさを感じるのでしょう。

 ただ、不評の声がある一方、主役を支える豪華キャスト陣への共感や期待のコメントも見られます。

私も結の父親役、北村有起哉さんの存在感ある演技には父親としての温かさを感じます。

本当に娘のことを愛しているんだなぁというのがひしひしと伝わりますよね。

「おむすび」の脚本家は誰?つまらないという評価も「無能の鷹」と同じ脚本家・根本ノンジ
2024年(令和6年)9月30日から放送スタートしたNHK連続テレビ小説「おむすび」は、つまらない、離脱したという声も目立ちますが、そんな「おむすび」の脚本家は誰なのでしょうか?気になりますよね?「おむすび」で脚本を担当するのは同じく202...

「おむすび」見るのやめた脱落者急増の理由

脱落者急増の大きな理由は、ずばり視聴者がギャルの生き方やその家族に共感できないことにあるのでしょう。

それぞれの登場人物、キャラクターの掘り下げがないまま話が進んでいくため、視聴者は共感して感情移入することが難しいのです。

また、視聴者層の多くが中高年で占めていることや実在の人物の話ではないことからも、より「ギャル」の背景を掘り下げることや登場人物の強い心意気が必要なのでしょう。

視聴者は、掘り下げたその中に感情移入することで物語に引き込まれていくのだと思います。

そういう意味では、登場人物があまりにも多く、豪華キャストを沢山起用すれば良いという風にも見えかねず、視聴者としては置いてけぼり状態なのかもしれませんね。

「おむすび」#反省会と炎上も局内は余裕姿勢?

「おむすび」#反省会での酷評が途絶えることがない中、NHK関係者はこの状況をどう見ているのか気になるところです。

不評に相反して、NHK局内の一つの目論見は叶ったと言えます。

それは、朝ドラ視聴者層が中高年で占めているところを、若年層(20~34歳)にも広げたいという思惑が徐々に浸透しつつあるからです。

現に若年層の男女の視聴は10%近く増えているという結果が出ています。

また、今後のドラマの展開にも注目です。

今後のドラマの時代設定が「阪神淡路大震災」が起こった1995年前後に遡り、朝ドラの鍵を握る子役の出演が見られそうです。

高校生の米田結は小学生、伝説のギャル米田歩は高校生という時代です。

「ギャル」魂を掘り下げることができるのか…。

この斬新な演出と子役たちの活躍で、視聴率が盛り返す可能性は大と言えます。

朝ドラ「おむすび」に追い風が吹き、捲土重来の予感です!

「おむすび」ひどい・つまらない・くだらない・面白くないと言われる理由とは?まとめ

「『おむすび』ひどい・つまらない・くだらない・面白くないと言われる理由とは?」と題してお届けしました。

確かに、朝ドラ「おむすび」の口コミには不評が多く並んでいました。

その最たる理由は、視聴者がギャルの生き方やその家族に共感できないことにありました。

キャラクターを掘り下げ、より「ギャル」の背景を知ることで感情移入することができれば、今後、朝ドラ「おむすび」の視聴率の挽回は十分可能です。

「時代を遡る」斬新な演出と子役たちが活躍する今後の朝ドラ「おむすび」に目が離せません!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました