朝ドラといえば、豪華な役者さんたちが集うのも楽しみの一つ!
2024年後期連続テレビ小説「おむすび」で、ヒロインの母・米田愛子を演じるのは『麻生久美子(あそうくみこ)』さん。
ヒロイン・結(橋本環奈)が『ギャル』なら、母・愛子(麻生久美子)は『元ヤンキースケバン』?!
今回の記事では、ヒロインの母・米田愛子(麻生久美子)について紹介します!
ヒロインの母役を演じるのは麻生久美子さん
現在放送中の朝ドラ「おむすび」でヒロインの母・米田愛子を演じるのは麻生久美子さん。
朝ドラだけあって、ヒロイン・結(橋本環奈)だけでなく脇を固める役者さんも豪華ですよね!
『麻生久美子』、『母親役』というと、大ヒットしたTBS系ドラマ『MIU404』が思い浮かびます。
麻生久美子さん演じる桔梗結弦(ききょうゆずる)はクールで的確な判断力のある機動捜査隊の隊長でありながら、家に帰ると1人息子を可愛がっている母親でもあります。
ギャップのある魅力的なキャラクターが印象的でした。
【麻生久美子(あそうくみこ)さんの主な出演ドラマ】
「MIU404」「時効警察」「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」「怪奇恋愛作戦」「新選組」
コメディドラマを中心に幅広いジャンルのドラマに出演しています。
どれも人気作ですが、私のおすすめは「怪奇恋愛作戦(かいきれんあいさくせん)」です。
そんな麻生久美子さん、朝ドラは実は初出演だそうです。
麻生久美子さんって朝ドラの雰囲気にあってる感じがして、他の作品にも出てそうなのに、初出演というのはかなり意外でした。
NHKのインタビューでも、麻生久美子さんは朝ドラ出演が決まったときの気持ちをこのように語っています。
いつかは朝ドラに出演できたらという思いがあったのですごくうれしかったです。でも、いまだに信じられない気持ちもあって(笑)
撮影が始まってもなかなか実感できずにいたのですが、放送が始まるとお友達からたくさん連絡をもらったり、感想を伝えてくれる人もいたりで、段々と現実なんだなと思えるようになってきました。若い頃はヒロインができたらいいなと思っていた頃もたぶんあったんですけど、いつの間にか年齢を重ねて、初めて朝ドラに出演させていただくのがヒロインの母親役ということで。
この年齢まで仕事を続けられてきたこととか、いろんな思いが頭を巡りました。
それに、母親からも珍しく「おめでとう」って連絡が来て、やっぱり朝ドラの影響力ってすごいんだなって思ってます。
【引用元:https://www.nhk.jp/p/omusubi/ts/NJ1W7VQ6W9/blog/bl/p7MXEk8zdb/bp/pBkoEGnAm
ヒロイン役として出演する麻生久美子さんも気になりますが、個人的には母親役がかなりハマり役だと思っています。
麻生久美子さんの包み込むようなやさしい声、主人公を見守る母親としてぴったりです!
「おむすび」ヒロインの母・米田愛子は元ヤンキーのスケバン?
「おむすび」はヒロイン・米田結(橋本環奈)が「ギャル」を演じることでも話題でしたが、第14回の放送で、母・米田愛子(麻生久美子)は「名古屋のスケバン」だったことが明かされます。
元ヤンキーだった米田愛子(麻生久美子)は何事にも動じない懐の深さがあるキャラクターです。
ドラマ内では、いつも娘たちがのびのび育つように愛情深く見守っています。
結(橋本環奈)が突然ギャルになったり、姉・歩(仲里依紗)が傷害事件を起こしたりしても、「あんなの不良っていわないから。」と動じない様子がとてもカッコよかったですよね。
いちいち大騒ぎしてしまう結の父・米田聖人(北村有起哉)と対照的な点もおもしろいと思いました。
「ヤンキーだけど、実はやさしい。」ってけっこうアリがちですが、魅力的に感じてしまいます。
私は中学生のときにクラスにいるヤンキー系の女子たち(当時はもう平成でしたので、「ギャル」ですかね。)とは見た目で判断して勝手に距離を置いているタイプでした。
ある日のお昼休み、「え〜、◯◯のお弁当おいしそうだね。」と声をかけられて会話することに、「話してみるとけっこう良い人だったな。」と妙に楽しかったことを今でも覚えています。
「おむすび」ヒロインの母・米田愛子が標準語で話す理由とは?
ドラマを見ていると、方言での会話の中で、米田愛子(麻生久美子)は標準語で話しています。
「名古屋のスケバンだったのでは?」と思いましたが、米田愛子(麻生久美子)が標準語で話す理由はドラマの公式ガイドブックの本人インタビューでこのように語られています。
夫の聖人さんは以前住んでいた神戸に深い思い入れがある人。
一方で愛子は土地に対しての愛着よりも、誰と一緒に過ごすのかを大事にしている。
家族が帰ってこられる場所なら、どこであってもいいんだと考えているんだと思います。
だから、名古屋出身であっても、糸島に住んでいても、標準語で話すんです。
【引用元:NHKドラマ・ガイド おむすび】
住んでいる土地やふるさとを愛する「郷土愛」は登場人物のセリフや行動で表現しやすいですが、「家族愛」って直接的に表現すると少々ストレート過ぎる印象があります。
麻生久美子さんは、それを標準語を使うという細やかな演技で表現している。
たしかに、麻生久美子さんって、ちょっとした目配せとか、表情の変化など、細かいところで「やさしさ」や「愛情」を感じさせてくれる役者さんだと思います。
「おむすび」ヒロインの母・米田愛子が綴っているブログの内容とは?
放送序盤から、米田愛子(麻生久美子)は『うちのギャルさん』というタイトルでギャルになった娘を応援するブログを綴っているシーンが描かれました。
家族に内緒で綴っていることもあり、SNSでは、「いつの間にか愛子さんが人気ブロガーになっていそう!」や「このブログは絶対展開に絡んできそう!」などのコメントが投稿されていました。
私自身も、『愛子さんのブログはどこかで再登場しそうだな〜。』と勝手に楽しみにしていました。
多くの視聴者の期待に応える流れで、第17週の「おむすび」では、愛子さんのブログが人気コンテンツになっており、さくら通り商店街の活性化に一役買うという物語が展開されました。
愛子(麻生久美子)の綴ったブログが地元の商店街と新しいお客さんを繋いでいく。
『家族愛』も『郷土愛』も、人と人とを結んでいくもので、SNSで地道な発信を続けていくことで、その環が大きく広がっていくと感じました。
第19週「母親って何なん?」の回では、歩(仲里依紗)が出版社の男性を母・愛子(麻生久美子)の浮気相手と勘違いしてざわつきましたが、我々も気になっていた愛子(麻生久美子)のブログがついに書籍化される!?という話が浮上しました。
結局、そのブログはもともと娘たちをモデルとした内容であったため、書籍化された後、娘たちに迷惑がかかるかもしれないと判断して断ってしまいました。
さらにはブログも閉鎖することに・・・
手書きのギャルのイラストもとても可愛いかったので、ブログ閉鎖の決断は何だか悲しかったです。
「おむすび」ヒロインの母は元ヤンキースケバン?気になるブログの内容は?まとめ
「おむすび」のヒロインの母・米田愛子(麻生久美子)についてまとめていきました。
実力派俳優の麻生久美子さんが演じる米田愛子が今後、クライマックスに向けて、より大きく物語に関わっていくことを期待しています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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